みなさんこんにちは。といです。
子どもがなぜ左右を間違えるのかについて。
結論から言うと、理解が出来ていないから。
これだけだと当たり前と思われてしまうかもしれませんが、この記事を読むことで、どうして理解できていないのか、どうしたらいいのか?がわかります。
子どもが自分で靴を履いている時、よく左右反対なことってありませんか?
また、履いてみて「合ってる?」と聞いてきたりすることがありませんか?
これは、3つのコトがあって反対になりやすいのです。ここからは、それぞれについて話をしていきます。
1.概念として左右を理解できるところまで育っていない
これは、根本的な部分ですが、小さな子どもにとって左右は日常においてあまり必要としていません。
上下はわかるが、左右は、子どもからしたら左や右ではなく、横なのです。
そのため、こっちが左だよと言われても、わかりにくいのです。
子どもとの生活の中で大事なのは具体的に物事を伝えること。
これができているのとできていないのとでは大きく成長の速度に差が出てきます。
よって、あっちやこっちではない伝え方を意識していきましょう。
2.子どもはクロスに動かしやすい
靴を取ったり、服を着たりする時、最初は合っているのになぜか最終的には逆になっていたりします。
どうして?って思うことありませんか?
実は、これにも理由があり、子どもは腕をクロスするような動きを好みやすい傾向にあるのです。
そのため、目の前のものをとる際、効率のいい手とは反対の手で取ることがあります。
靴を履く時も同じです。左のくつを子どもは右手で持ってしまうのです。
子どもに『効率』なんて言葉はありませんからね。
3.フィット感
靴を反対に履いてしまう理由の一つにフィット感があります。
これはどういうことかというと、靴を反対に履くと、正しく履いたときよりも、土踏まずのあたりなどが形状が違うことによって足に当たります。
子どもは、そのほうが足にフィットしていて正しいと思うのです。
少し大きめの靴であれば、なおさらそういった履き方をしやすいです。
こうならない工夫として、靴の中でもいいので、目印をつけるのをおすすめします。
できれば、左右違うシールなんかを貼ると、子どもも視覚的に情報が入り、わかりやすくなります。
最近では、中敷きのデザインが左右違ったり、正しい位置だとつながるようなものになっているものもあるので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
まとめ
子どもの成長をしっかりと見極め、その子にあった言葉を掛けていきましょう。
なぜ何度言っても正しく出来ないか問い詰めるのではなく、今は、そういう段階なのか。
それなら、どうしてあげようかと考えると気持ちが楽になります。
子どもは、繰り返しで様々なことを覚えていきます。継続して伝えていきましょう。
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